これからの警備業の発展を願いまして、過去から現在の日本における警備業の変化について、ご説明させて頂こうと思います
治安が比較的良い日本は、安全面を産業にできるのだろうか?と言う声もあったものの、高度成長が進み、安全への需要が拡大し、年々見直しがなされていると思われます。実際に私共も長年、警備業務に携わらせて頂いておりますが、年を追うごとに色々な場面で警備業の依頼を受け、一般の方々も安全面への認識が非常に高くなってきていると実感いたしております。
警備業が産業として認識され始めたのが、東京オリンピックの選手村の警備業務、大阪万博の警備業務の成功が引き金となったといわれております。しかし、その裏側では、色々な問題点もあったようです。反社会的団体による警備会社設立や警備隊員の犯罪等が多発していたため、昭和47年6月に警備業法が成立されました。 怖い時代があったんですね
この警備業法は、政府(警察庁)の管轄にあり、警備会社は公安委員会の監督の元で、警備業法に基づき警備業務を行わなければなりません。私共は、滋賀県で交通誘導警備業務や雑踏警備業務を行わせていただいてるんですが、滋賀での警備業務は滋賀県公安委員会で認定をもらいます。この認定をもらうのも、結構たいへんで、指導教育責任者と言う免許を持っている方の専任があったり、普段、隊員さんが着用している、警備服の届け出等、色んな書類の提出が必要になります。 そして、すべてをクリアすると、認定書を頂き警備業法に基づき、警備会社として活動できるんです
弊社が行わして頂いている教育も、この警備業法の中で、制定されているんですね。新人警備員さんは警備業務のお仕事に就く前に、バイトさんでも例外なく、 教育を受けて頂かないといけないんです。 教育と言うと、かたぐるしくて嫌 という方もいらっしゃると思いますが、弊社では、初心者でも、わかりやすく丁寧な指導を心がけていますし、また、教育の内容等も常に改善しております。 また、職場内の良好なコミニュケーションと、活気があふれる職場環境を作るため、これからも努力していきたいとおもいます。
それでは、今回はこの辺で